増資と損益計算書と
損失補てんとFOMCと
IRとPBRとROEとは

増資とは

企業が発行済み株式数や、額面金額を増加させることで資本金を増加させること。増資の方法はいくつかあり、株主からの実際の払込を伴う新株発行は、増資のうち、「有償増資」にあたります。そのほか、投資家から新たに資金を集めない「株式分割」があります。



損益計算書とは

一定期間における企業活動の収益から費用を差し引いた利益、つまり、稼ぎからコストを差し引いた儲けを示し、経営成績を明らかにしたものです。収益を確認することが出来、財務諸表の1つ。ほかの財務諸表は、『貸借対照表』、『キャッシュフロー計算書』等があります。



損失補てんとは

証券外務員などが証券投資による顧客に発生した損失を事後的に穴埋めする行為のことを示します。ただし、このような行為は、証券取引法で禁止されています。



FOMCとは

連邦公開市場委員会のこと。米国の連邦準備制度の金融政策に関係する公開市場操作の方針を決める委員会です。日本市場でも影響力がある委員会です。約6週間後とに年8回、開催されます。Federal Reserve Open Market Committeeを省略した形になります。



IRとは

企業への理解を深めてもらうために、企業が投資家に対して行う広報活動。ここ最近では、ホームページでの企業情報の掲載などがあります。IRはInvestors Relationsの略です。



PBRとは

日本語では「株価純資産倍率」といわれ、PBR(株価純資産倍率)(倍)=株価÷1株当たり株主資本。企業の解散価値と、株価の関係を知るための指標になります。純資産を分母とする指標のため、短期的な株価変動に対する投資尺度にするのは難しい。しかも、将来の利益成長力も反映しにくく、単独での投資の判断基準とするのは問題が多い。また、PBRが1倍に近づくほど株価は割安であることを示していますが、PBR1倍の水準が株価の下値を予測する目安とします。PBRは、Price Book-value Ratioの略です。



ROEとは

「自己資本利益率」ともいいます。当期利益(税引後利益)のパーセントのことです。本来株主に帰属する株主資本を元手にどの程度効率よく利益をあげたかみるための財務指標になります。Rate of Return On Equityの略。





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